晴れの日へ
晴れ着を着せたいと想ったのは本当なんだ。
それだけは
お互い苦手な状況に足を踏み入れた。陰に日が当たればそれでいいのか?..無力、無様。
ここまで来たら、絆が失われると思い込んで、潔いままに、「俺は俺だ」「さようなら」と言い残すのが常だった...少年の心は透明(ついて来い)
重ねた傷跡を照らしだして、はじまったばかりだということを教えられる。これでいいんだよ。
「これが現実。あなたも傷つきなさい」
言われなくてももう、子供じゃないし
君がひとりで泣いてたの知ってるよ
ただ想うことに融かされた.胸の奥で
少女の泪は永遠(忘れないで)
乳のような甘さに、ただ傷つくことの弱さに、何も抵抗しなくなった。
世界に中心があるとしたら、爰だと思うよ。
明日、終焉がくるとしても、今は他人の幸せを願うだろう?