勝利の女神は/何も

ありきたりな心身の疲労、

私は螺旋階段を上っている。

汗が体に張り付いている。

こことあそこと、あっちを見ている時間は

既視感が私を包んでいた。

そして、予定通りに女神も来た。

欲求

あの日よりもずっと近くに貴女は来た。

なのに私なんかと言って還った貴女の後ろ姿は鏡.

如意

惚れた女の口から出た言葉は、どんなことでも叶えたいのが男の本能。

(だから我慢しないでください)

次は大丈夫、大丈夫、必然、