媒性(物語)
なんでもいいさ、例えば天使が目の前に現れる。
なるほどな、
しばらくしてごらん
それが「感じられるもの」であると、
徐々に、徐々に気づくことで、
シラけてしまうはず、
対象(感じられるもの)がいかなるものであっても、
私達自身の記憶に変わるからだね。
逆に言えば、この記憶の中でしか感じられるものは成り立っていないということ。
ダルい?
そうだね、耐え難いダルさだ..
ほとんど定型化されていて、あとはそれをなぞっていくだけ。(実は、"感じている"のではなく"感じられた延長の惰性"になっている、もうアクションはしてなくて、リアクションに終始してる)
こうするのはどう?
媒性自体を見る。
受性(対象、形)自体を見る。
能性(原因)自体を見る。
異なる性質として同時に表れているこの三位を見る。
そうすれば新しい物語が始められるんじゃない。