観測者はそれ(湧いていく水の姿)を、想定されていた無限小の極点へと
終おうとした。
だがどうだろう。
僅かな時の前では、果たされない。
儚い。
それで通り過ぎたが、
その限られた時間は、噴水の姿になった。