あなたの詩を書きたいですけど、まだできません

あなたについての詩を書きたいですが、まだできそうにありません。

あなたの存在の鮮やかさ、尊さ、あなたが紡いできたことの確信、

あなたの悲しみについて、観念や視点を超えてただしく伝えるまでには、

まだ及ばないのです。

あなたは全てを伝えているのに。

でも、もうあなたについての詩を何遍も書いていた。

思へば、あなたの私への触れ方は、優しかった。

それはあなたという視点を超えた触れ方。私の存在を認めようとする触れ方。

あなたの子になら生まれてもいいです。

汚れない泉だよ。

そのままの、名づけられない愛の。

綺麗だね..

    憶えたよ

あなた、美しい人。

おれの愛する人。