国
死を認めた男女の横たわる寝台は、
さながら、国。
「遡ったの 死まで。」
「それならもう....」
体以外は何もいらない(拗ねた表情で、)。
体以上のものは信じない(嘘ばっか.と言った)。
王女の様な傲慢さ。
帝国の様な裸体。
それでも朽ちゆくあなたは果実。
だから何も恐れないで。
目を開けて。
死を認めた男女の横たわる寝台は、
さながら、国。
「遡ったの 死まで。」
「それならもう....」
体以外は何もいらない(拗ねた表情で、)。
体以上のものは信じない(嘘ばっか.と言った)。
王女の様な傲慢さ。
帝国の様な裸体。
それでも朽ちゆくあなたは果実。
だから何も恐れないで。
目を開けて。