明るい詩人

詩を愛す彼女は、その効果で明るい。

状況を面白がり、愛し、それに愛される。

冷めないためには、内を作らなければいい。

ただそれだけのことであることをおぼえている。

変化するものは、バカものである。すべてはバカものである。

おちょくってしまえばこっちのもの。

不完全さ、差別、無秩序をそうやって心地よく泳いでいる。

泳ぐのが得意なのだ。笑うのが得意なのだ。笑顔が愛らしいしな。

どこを泳いでいるのかとかなぜ泳ぐのかとか、

その場の正当性なんて一生考えないでほしい。

面白くないからな。

幸せになるには、嫌悪感に従い、研ぎ澄ませればいいということを

おぼえている。そうやって気持ちよく泳いでいく。

彼女は、素晴らしい。